就職活動が企業主体の買い手市場から、学生主体の売り手市場へと 変化してきて早数年。 ここから先はおそらくずっと売り手市場が続くことでしょう。 就活時にはお客様待遇だったものが、就職して状況は一転 「こんなはずじゃなかった」と、早々にリタイアする人も増えているようです。 今回は、大学卒業後に教職に就いたものの、 半年で志半ばにして挫折を味わった23歳男性からの感想です。 大学で教職課程を学び、卒業後そのまま教師として教壇に立った彼は、 想像と現実のギャップに苦しみ、半年でリタイアしてしまいました。 その後、さまざまな経緯から私どものところへ相談にいらっしゃいました。 彼とのお話を進めていくなか、一つの結論ともいうべきものが見えてきます。 「何かを教えるというのは、多くの経験をして、人生経験と魅力を持った 人間こそが教育に携わるべきではないか?」 というものです。 私は教員ではありませんが、大学や専門学校などで講師を10年以上やってきて 自分なりの、教育現場で必要なことが見えてきたように思います。 教員免許を持っているとはいえ、半年で挫折してしまった彼には、 現状のまま復帰することは難しいと言わざるを得ませんでした。 そのため「新しい経験を積み、多くの人生経験を手にする」方法を検討した結果、 10か月間のグローバル人材育成・キャリア支援・教育関係のインターンシップに 参加することになりました。 これに参加することで、彼は人生で大きな転換を迎えることになります。 彼からはこのような感想を頂いています。 —————————————————- もしあの時相談に行っていなかったら、全く別の人生を送っていたと思います! きっと、決められたことに従い、そつなくこなす仕事をしていたと思います。 とてもではありませんが、魅力的な教師にはなれなかったでしょう。 思い通りにならなくても、一度つまづいても、自分を変えるために 積極的にチャレンジして欲しい。 動けば何かが変わることは間違いないので・・・ 個人の抱えている問題や環境、背景などを考慮しながら、 私に遭ったサポートをして頂けて、感謝しています。 今は新しい夢に向かって、日々充実した毎日を送っています。 —————————————————- 私どものところに相談しに来た当初の彼は、 教職に就くことが目標であり、それをクリアした結果、 その先のビジョンが全くない状況でした。 そのため、理想と現実のギャップに深い苦しみを抱いたのです。 現場も自分自身が目指したものとは大きく異なる部分があった からです。 その一方で、非常に頭がよく、思考の速さや理解力はかなりのもので、 新しい経験によって大きな可能性の扉が開くと確信しました。 結果、彼が1年間で経験したインターンは大成功となりました。 インターンではセブ島の語学学校新規設立事業に携わり、 実質の現地責任者として約1年の実務を経験。 フィリピンでの事業立ち上げには多くの難問がありました。 国民性の違い、契約問題などなど・・・ 彼はそれを乗り越え、1年間でしっかりと仕事を成し遂げたのです。 この事業立ち上げがひと段落した段階で、フィリピンでの事業立ち上げの 多くのポイントを吸収し、無事成功の元退職しました。 現在は新規立ち上げのセブ島語学学校ゼネラルマネージャとして就任する傍ら、 フィリピンと日本の懸け橋になるような新事業立ち上げ準備中です。 就職がひとつのゴールであるというのは、間違いではありません。 しかし、それはあくまでも中間地点としてのゴールです。 そこから先は、新しい目標や指針が必要となるでしょう。 それを見つけ出すことができず、挫折してしまう人も決して少なくありません。 しかし、挫折した経験は一つのきっかけともなり得るのです。 挫折したまま立ち止まるか、新しい道へとつなげていくのか。 私どもは、海外インターンという新しい道筋とともに、 挫折してしまった方へ新たなキャリアを提案したいと思っております。 現在の就職事情としては、早期離職は大きなハンディキャップではあります。 だからこそ、海外インターンという新たな経験と道筋をつけることによって、 彼のように大きな人生の転換期を迎えることも可能なのです。 こんなはずじゃなかった、で立ち止まっている多くの方にも 同じような体験をして頂きたいと考えております。 キャリアイングリッシュの海外インターンは、挫折を経験したあなたにこそ 新たな可能性を提示できるものでありたいと願っています。 多くの不安や悩みを抱えたままでいるのならば、ぜひ一度ご相談ください。 お問い合わせはこちらから