海外情勢は常に変化しています。 こちらに記載されている情報の更新が遅れている場合もございますので、 必ず外務省の「国・地域」で最新の情報を確認してください。 外務省 海外安全HP インドネシアの状況
治安について
治安はあまり良くありません。 地域によっては渡航の再検討を指定されている場所もあります。 スリ、置き引き、ひったくりが多発しているので、外出時はなるべく 貴重品を多く持ち歩かないように気をつけましょう。 手荷物は決して車道側に持たないこと。 深夜のタクシーも危険。 人気のない場所へ連れて行かれて金品を強奪される事案が発生しています。 バスの中で囲まれて貴重品を強奪されたり、 夜間の歩道橋で両側から挟み撃ちにされるといった事例も報告されています。 夜は出歩かない、を徹底したほうがいいでしょう。 また、交通ルールが徹底されていないため、事故も多くなっています。
日常生活
水道水は危険です。 ミネラルウォーターを準備しましょう。 氷も注意が必要です。 屋台やローカルのレストランでは衛生面に難がある場合があります。 食事の安全にも十分配慮し、生ものは避けるようにしましょう。 チップは時と場合によって。 サービス料の含まれていないレストランやホテルでは準備しておいた方がいいです。 また、無理なお願いを聞いてもらったり、 サービスがとてもよかったと思ったら別途追加で支払うといいでしょう。 国教はイスラム教です。 礼拝を始め、食習慣や服装についても多くの決まりごとがあります。 左手は不浄とされているため、意識して右手を使うようにしましょう。 女性は肌の露出を禁じられているので、あまり露出の多い服 (タンクトップやミニスカート)は避けてください。 男性はスマートカジュアルというドレスコードがあります。 襟付きのシャツにロングパンツ、シューズが基本スタイルです。 シャツは半そで、長そでは問いません。 アルコール類の摂取禁止、豚肉及び豚エキスが含まれる食事はNG等、 食生活においても多くの制限があります。 現地の方と交流する際には食事にも配慮しましょう。 日本人は基本的に無神論者であることが多いため、宗教についての意識が低いです。 宗教に関しては特に意識して注意を払うようにしてください。
ちょっとお役立ち「それはどこの常識?」
別に海外生活でなくても起こり得る話です。 あなたが「常識」だと思っているそれ、本当に「当たり前」ですか? 例えばあなたの目の前に二人の子どもがいたとしましょう。 頭を撫でて褒めてあげるとき、どうしますか? どちらかを先に褒めると平等ではない、と考えて、 両手を使って二人同時に頭を撫でてあげるという判断をする人も多いですよね。 これは「順番をつけるのは不平等である」という日本的な常識です。 これをインドネシアでやったら、左手で撫でられた子どもは 「侮辱された!」と感じるんです。 これはイスラム教の戒律で、左手は不浄とされているから。 こんな行動一つでも「常識」なんてあっという間にひっくり返ります。 郷に入っては郷に従え、と申しますし、 文化圏の違う国へ行くのなら、最低限のルールは覚えていきたいところです。 その場所のルールに従う、これが本当の常識かもしれません。 海外インターンシップのよくある質問と回答に戻る